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2005/01/24

ゲーテ「ファウスト」の主役はめひだよね?

 照魔鏡の魔力を振り切り、本日はグノー「ファウスト」に聞き惚れています。

 メフィストは最低音のバスで歌われますが、笑うシーンがありましてね、その勝ち誇った高笑いの気持ちのいいことと言ったらないのです。
 彼のソロ 「金の仔牛のロンド」が好きだとは前に書きましたが、教会でマルガリータの祈りを妨げる彼の歌もすんばらしくかっこいいです。これは題名もない地の部分なので特筆されることはまずないのですが、悪魔冥利に尽きるその言葉言葉は間違いなく作中最高のテンションです。
 お前には祈ることは許されぬ。神はお前を許さない。神の加護などお前にはもはやないのだ、 地 獄 に 堕 ち ろ と。

 メフィストの歌声にはやはり惚れ惚れします。オペラでは太っちょいおっさんがその役にあたることは分かっていても、ゲーテの原作に書かれている容姿で想像してしまいますわ。
 私はオペラではなくてゲーテの作ったそのもののバージョンの舞台(演出は現代版)をテレビで見たことがあるので、メフィストの容姿はそのイメージでずっときています。あれにはオペラにはないシーンがあれこれあって、その記憶は私の大事な宝物です。できるものならもう一度見たいです。



 ゲーテのファウストを原作にしたオペラには、ボーイトの「メフィストーフェレ」というのもあります。これはメフィストが天界で神と賭けをするところからきっちり始まり、ファウストとの「悪魔の契約」が果たされるところまでしっかり収まっています。舞台でどう表現するのかは知りませんが、光あふれ、天使たちが空を舞い、薔薇の花びらが降りそそぐラストシーンがとても美しいです。
 さらにブゾーニも「ファウスト博士」というタイトルでオペラ化しておりまして、みなそれぞれに、「ファウスト伝説」を楽しめます。


それでもやっぱり手塚治虫「ネオ・ファウスト」は未読。

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